退廃センチメンタル

私が私じゃないように思う、私は一体何をしているんだろうって思う、これ、離人感?ソラナックス飲みすぎてまたよく分からんことをしていた。セーラー服が着たくて夜な夜なAmazonで探している。カワボだから配信アプリで2000円稼いだ。鬱ぴょい伝説しか分かんない。毎日不安で仕方がないけどみんな一緒だから笑って言われてしまえばもう何も言えなくなるあーね笑。火曜と水曜は三田にいるのでエンカしましょう下向いて歩いているのがわたしです(照)。大学がこわいというか大学生がこわい電車がこわい、寝るのこわいし食べるのこわい、え、これ詰んでますよね冬月せんせ、一手詰ならぼくにもわかるよ。学芸大学前、会って2回目の人に告白されて苦笑い、だってわたしがいちばんおかしい。放棄して退廃して暗い部屋で艦これするけど、ちゃんと卒業したいから勉強がんばる私、もしやギャップ萌え?推してくれる?どのコミュニティに属しても間違ってる気がするけどこれでいいよね君が好きだし。キモいとかいうセンチメンタル未満の感情を振り回して今日も精神壊してる、あいたた

絶対生存戦略

薄い睡眠と悪夢に挟まれてぺしゃんこになってる私を薬は助けてくれなくて、いつもインターネット逃げている。意識を逃したい、私以外に逃したい、のに、何にも夢中になれずに寂しさばかりがつのる。無趣味。また、無音。大丈夫っぽいですか?君の眼にどう映ってる?インターネットで解剖される私が私なのかわからない、自分がわからないなんて、多分みんな同じ。そういうの考えない方がいいよって、小学校で教えてほしかったな。

こうやってもがいてる私を、かわいいって言うの、趣味悪いね。絶対生存戦略遂行中だけど、白線の内側からこぼれ落ちたらどうしよう。私の手は私が引かないといけないのに。君の電話番号も、忘れないといけないのに。

私になる

背伸びをしたって届かないものばかり目に入るけれど、私も誰かにとって届かない存在なのかもしれない。そうやって魂のかたちを保っていけるのなら、幸せになれるだろうか。優しい人に会うと自分も優しい人だと錯覚してしまうけれど、私は自分も他人も傷つけることで生きているってこと、忘れちゃだめだよ。甘くて白い煙に巻かれて誤魔化したって、袖についた染みは消えない。ずっと消えない。

この余生をどうやって過ごそうか。紙のざらつきを指先で確かめながら、考えているだけで消費されていくモラトリアム。狭い狭い世界の中で、一筋の光を探している。でも、きっと、一筋じゃだめなんだ。光の束が必要なんだ。君にも、誰にも縋りたくない。光の一筋を手繰り寄せて手繰り寄せて、少しずつ、私は私になっていく。

爆裂承認欲求

いい子いい子って言われたい、可愛いって思われたい、特別でいたい、意味を与えてほしい、ここにいる意味、そんなのわたしもきみも生まれた時から持ってないから、与え合うんだよ。欲しがるんだよ。ほしいほしいほしい。あげるし、見ててあげるからわたしにも頂戴よ。もっと隙を見せて、そうしたら安心できる。わたしたち不安定安定中でしょ、って思わなきゃやってられないよ全部。わたしが普通ならもっとみんな自己開示して、見せてよ脳内、性格診断、エゴグラム

とんでもなく大きい鬱の波が来て、飲まれて、またひとりの私が死んだ。また同じ天井、また同じ散らかったベッドの上でうずくまって、無音。鬱の私を殺すために生きてる。みんな、いますか?既読いいねで存在を教えてほしい。

人に認められている私しか自分で認められない、間接的な自己肯定。でもどうせ、すべて気分に引っ張られてわたしまた死んでしまう。嫌だな、はやく超鈍感天然娘になって、へらへらして、たまにちょっと泣いて、生きていきたい。

 

さよならを教えて

貸してもらったモバイルバッテリー、一生返したくないな。貸した歌集につけた付箋に私を思い出してほしい。健全に帰される午後8時すぎ、ホテルに連れて行かれた日を思い出す。電車は知らない街を走っている。君は私の偽名を呼び続ける。いっそその名前に、君のための人格に、なりたい。私以外になりたい。君になりたい。心地いい酔いのまま、また知らない街に流れ着くならよかったよ、でも叶わないから、君とバニラアイス食べられないから、私、セブンティーンアイスをひとりで食べるね。キャラメルリボンが1番好きだとか、トイレのドアを蹴られ続けた話とか、教えたい。どうでもいいこと、でも特別でいられる秘密を。絶対に果たしたい約束、まだ捕まえられない手のひら、それに殺されたい。私の気持ち悪いところぜんぶぜんぶ好きになってくれたらきっと、私は君のこと好きになるし、そしてすぐに嫌いになって、永遠にさよならをするよ。好きでいてね、いちごの果汁を、レモンサワーを、私の弱さを。その荒れた指で掬いあげた私に、早くさよならを教えてね。

ワンダフル・ワールドエンド

泣きながら着地した気がする三月、早々に私はアップデートして桜の開花を待つ。不安とバトルなう、いつも負けてる。自衛できない。いますぐきらりん☆レボリューションを読んでいた頃に戻りたいし、戻れないし、ちゃおの付録全部捨てた。劣等感で死にたくないけど優越感で生きたくないな。水底に沈むか水面に浮かぶかしかできないわたし、澪って名前なのに泳げない。

煙草を吸って酸欠でくらくらしようよ、少女終わったし。気晴らしていこうよ、もう長くないし。バトル勝てないし。他人のインスタのストーリーでダメージくらって瀕死になるの、何回め?一緒に弱くなって、冷たい掌握り直してほしかった?アンダーグラウンドから君の指まで、届かなかった。交換日記の終わりはいつだって一方的で、付録のちいさな鍵もきっと私が無くしたんだ。

都忘れ

バイト先で冷たい風に晒されすぎて、極度の寒がりになってしまった。毛布でぐるぐる巻きになってから布団にもぐっている、さむい。

布団のなかにライトが当たるようにして、岩倉文也さんと焦茶さんの詩画集「あの夏ぼくは天使を見た」を読む。

 

そしてぼくは光のこえをたぐりよせ あわだつ橋をわたってしまう

 

みずぎわに咲く花枯れて祈りから祈りへ痣を運んでゆこう

 

ああ澄んだ水のそばに居たいと思う。もっと曖昧な存在になりたくなる。岩倉文也は詩も短歌も幻想的で、イメージがたのしい。言葉も美しい。そして終末感が漂っている。

もう一つの詩集、「傾いた夜空の下に」を初対面の人に貸した。旅行先に持っていってくれないかな。返すときに、暗唱できる短歌がひとつでもあるようだったら、いいなと期待している。人に期待しすぎる。外れても嫌いにはなれない。

眠たい。音楽がうるさい。アニメが見れない。でも大丈夫、丈夫に咲きます。

 

 

あの夏ぼくは天使を見た

あの夏ぼくは天使を見た

  • 作者:焦茶
  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: Kindle
 

 

 

傾いた夜空の下で

傾いた夜空の下で

  • 作者:岩倉文也
  • 発売日: 2018/09/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)